サラリーマンにもできる4つの節税方法

NISA 優先度★★★

NISAは運用益が非課税になる「少額投資非課税制度」です。通常、株式や投資信託などの売却益や受け取った配当に対して約20%の税金がかかりますが、NISA口座で投資した金融商品から得られる利益は非課税になります。

「元本割れのリスク」はNISAに限らず投資全般に共通することですが、定期的に一定額を買い付ける「つみたて投資」では、損失リスクを抑えながら投資を行うことができます。長期にわたって運用を継続すればプラスのリターンを得られる可能性が高く、つみたての設定をしてしまえばなにもせずとも資産の運用ができてしまうため、サラリーマンには必須の資産運用方法といえます。

NISAを始めるには証券口座の開設が必要であるため、まずは証券会社を選択することがスタートとなります。人気のネット証券各社で国内株式の取扱市場や投資信託の種類は大きな差はありませんが、証券会社選びに迷ったら「SBI証券」と「楽天証券」のどちらかにするのがおススメです。毎月の支払額に応じてポイント還元を受けられるクレカ積立に対応しているほか、申し込み方法や口座開設後の設定方法などについての動画が多数、YouTubeなどに投稿されているため、情報収集がしやすいです。
SBI証券
楽天証券

ふるさと納税 優先度★★★

ふるさと納税は自分が選んだ自治体に寄附をし、寄附金額から2,000円を差し引いた全額が所得税・住民税から控除される制度です。寄付金額と同等額の控除だけでは節税や税金対策にはなりませんが、寄附先の自治体からは、「寄付金額の最大3割」の返礼品が受け取れるため、節約や家計の助けになる大きな金銭的メリットがあります。

ふるさと納税での寄付金の控除上限額は、年収や家族構成、居住地域などによって異なります。ふるさと納税の総合サイト各社でシミュレーションツールを提供しているので、控除上限額を確認のうえ、ふるさと納税を行いましょう。
ふるさと納税総合サイト:さとふる

iDeCo 優先度★★☆

iDeCoは「個人型確定拠出年金」と呼ばれ、公的年金とは別に給付を受けられる私的年金制度です。加入によって以下の3つの税制優遇が受けられます。
・掛金が全額所得控除になる
・運用益が非課税になる
・受取時に控除を受けられる

iDeCo公式サイトでは、掛金を積み立てした場合にどれくらい税負担が軽減されるかをシミュレーションできます。
iDeCo公式サイト

iDeCoの税制優遇の概要や節税効果、注意点を以下の記事にまとめています。

生命保険料控除 優先度★☆☆

納税者の生活状況に合わせて、所得額から一定の金額を差し引く制度を「所得控除」といいます。「生命保険料控除」は所得控除のひとつで、 以下の3つの保険で支払った保険料に応じて所得税・住民税が安くなります。
・一般生命保険
・介護医療保険
・個人年金保険
生命保険料控除でどのくらい納税額を節税できるのかを以下の記事にまとめています。

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